ゲスト作成(Windows7編)

最終更新日: 2017.02.18

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■概要

KVMホスト上に仮想マシンを作成してWindows7をインストールする。


■ゲスト作成

(1)SPICEクライアントインストール
ゲストへのOSインストールをGUIで行うため、SPICEクライアントをインストールする。

SPICEランタイムをダウンロード&解凍後のlibフォルダに、SPICEをダウンロード&解凍後のspicec.exeをコピーする。

SPICEダウンロードサイト

(2)ゲスト作成&OSインストール
[root@host ~]# virt-install \
 --name=Win7 \
 --ram=1024 \
 --vcpus=1 \
 --file=/var/lib/libvirt/images/Win7.img \
 --file-size=10 \
 --cdrom=/dev/cdrom \
 --os-variant=win7 \
 --network=bridge=br0 \
 --graphics spice,listen=0.0.0.0 --channel=spicevmc \
 --video=qxl \
 --soundhw=ac97 \
 --autostart \
 --noautoconsole \
 --noreboot \
 --accelerate
 ← Windows7をCDからインストール※インストールディスクはホストのメディアドライブへ挿入しておく

−−オプション説明−−
 --name Win7 ← ゲストの名前
 --ram 1024 ← ゲストに割り当てるメモリサイズ(単位:MB)
 --vcpus=1 ← ゲストに割り当てるCPU数
 --file=/var/lib/libvirt/images/Win7.img ← ゲストに割り当てるディスクイメージファイル名
 --file-size=10 ← ゲストに割り当てるディスクのサイズ(単位:GB)
 --cdrom=/dev/cdrom ← インストーラはDVD※ISOファイルの場合は「--cdrom=/var/lib/libvirt/images/Windows7.iso」のように指定
 --os-variant=win7 ← ゲストのOSの種類※種類は「virt-install --os-variant list」で確認
 --network bridge=br0 ← ゲストのネットワークインタフェース
 --graphics spice,listen=0.0.0.0 ← グラフィックモードでインストール
 --video qxl
 --soundhw=ac97 ← サウンドボード
 --autostart ← ホスト起動時ゲスト自動起動設定
 --noautoconsole ← ゲストOSインストール時コンソールを起動しない※SPICEクライアントで操作するため
 --noreboot ← ゲストOSインストール後ゲストを起動しない※初期設定を施すため
 --accelerate ← カーネルアクセラレーションを活用※インストールが高速になる

インストールの開始中...
割り当て中 'Win7.img'                                |  10 GB     00:00
ドメインを作成中...                              |    0 B     00:00
仮想マシンのインストールが進行中です。インストール
が完了するまでコンソールの再接続を待っています。

[root@host ~]# virsh dumpxml Win7|grep spice|grep port ← SPICEポート番号確認
    <graphics type='spice' port='5930' autoport='yes' listen='0.0.0.0' keymap='ja'>

SPICEクライアント(spicec.exe)を起動後、「Host」にホストのサーバーIPアドレス、「Port」にSPICEポート番号を入力して「Connect」押下でゲストへ接続後、通常どおりOSをインストールする。



※インストール中に再起動した場合はSPICE接続が切れるため、再度接続する

Domain has shutdown. Continuing.
Domain creation completed. You can restart your domain by running:
  virsh --connect qemu:///system start Win7
−−Windowsインストール完了−−

[root@host ~]# virsh detach-disk Win7 hdc --persistent ← ゲストからCD-ROM(インストールディスク)を切断する
ディスクが正常に切断されました


■ゲスト初期設定

(1)ゲストサウンド設定
[root@host ~]# virsh start Win7 ← ゲスト起動
ドメイン Win7 が起動されました

ゲストへSPICEで接続する

「スタート」⇒「プログラムとファイルの検索」⇒"デバイスのインストール"と入力して「デバイスのインストール設定の変更」をクリック⇒「はい、自動的に実行します」を選択して「変更の保存」

「スタート」⇒「コントロールパネル」⇒「デバイスマネージャー」⇒「ほかのデバイス」⇒「マルチメディアオーディオコントローラー」を右クリック⇒「ドライバーソフトウェアの更新」⇒「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索します」でデバイスドライバをインストールして「Intel(r) 82801AA AC'97 Audio Controller」を追加する
※「PCIシンプル通信コントローラー」は次項でデバイス追加するためここではなにもしない

Windowsゲストをシャットダウンする


(2)Windows準仮想化ドライバ導入
Windowsゲストへ準仮想化ドライバを導入してディスク・ネットワーク性能を向上させる。
[root@host ~]# virsh dominfo Win7 ← ゲスト停止確認
Id:             -
名前:         Win7
UUID:           e8a0cb26-166c-3853-0a5d-e3e1b212a0d4
OS タイプ:   hvm
状態:         シャットオフ
CPU:            1
最大メモリー: 1048576 KiB
使用メモリー: 1048576 KiB
永続:         はい (yes)
自動起動:   有効にする
管理済み保存: いいえ (no)
セキュリティモデル: none
セキュリティ DOI: 0

[root@host ~]# wget http://alt.fedoraproject.org/pub/alt/virtio-win/latest/images/bin/virtio-win-0.1-74.iso
 ← Windows準仮想化ドライバインストールディスクイメージダウンロード

※最新版のURLはダウンロードページで確認すること

[root@host ~]# mv virtio-win-0.1-74.iso /var/lib/libvirt/images/
 ← Windows準仮想化ドライバインストールディスクイメージを所定のディレクトリへ移動

[root@host ~]# virsh attach-disk Win7 /var/lib/libvirt/images/virtio-win-0.1-74.iso hdc --type cdrom --persistent
 ← Windows準仮想化ドライバインストールディスクイメージをCD-ROMドライブとしてゲストに接続する
ディスクが正常に接続されました

[root@host ~]# dd of=/var/lib/libvirt/images/Win7-new.img bs=1 seek=512M count=0 ← ダミーディスク作成

[root@host ~]# virsh attach-disk Win7 /var/lib/libvirt/images/Win7-new.img vdb --persistent ← ダミーディスクをゲストに接続する
ディスクが正常に接続されました

[root@host ~]# virsh start Win7 ← ゲスト起動
ドメイン Win7 が起動されました

ゲストへSPICEで接続する

「スタート」⇒「コントロールパネル」⇒「デバイスマネージャー」⇒「ほかのデバイス」

「PCIシンプル通信コントローラー」を右クリック⇒「ドライバーソフトウェアの更新」⇒「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」⇒「参照」ボタン押下⇒CD-ROMより該当OSのフォルダ(例:WIN7\X86)を選択して「次へ」でデバイスドライバをインストールして「VirtIO-Serial Driverを」を追加する

「SCSIコントローラー」を右クリック⇒「ドライバーソフトウェアの更新」⇒「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」⇒「参照」ボタン押下⇒CD-ROMより該当OSのフォルダ(例:WIN7\X86)を選択して「次へ」でデバイスドライバをインストールして「Red Hat VirtIO SCSI controller」を追加する

Windowsゲストをシャットダウンする

[root@host ~]# virsh dominfo Win7 ← ゲスト停止確認
Id:             -
名前:         Win7
UUID:           e8a0cb26-166c-3853-0a5d-e3e1b212a0d4
OS タイプ:   hvm
状態:         シャットオフ
CPU:            1
最大メモリー: 1048576 KiB
使用メモリー: 1048576 KiB
永続:         はい (yes)
自動起動:   有効にする
管理済み保存: いいえ (no)
セキュリティモデル: none
セキュリティ DOI: 0

[root@host ~]# virsh detach-disk Win7 vdb --persistent ← ゲストからダミーディスクを切断する
ディスクが正常に切断されました

[root@host ~]# rm -f /var/lib/libvirt/images/Win7-new.img ← ダミーディスク削除

[root@host ~]# virsh edit Win7 ← ゲスト設定
    <disk type='file' device='disk'>
      <driver name='qemu' type='raw' cache='none'/>
      <source file='/var/lib/libvirt/images/Win7.img'/>
      <target dev='vda' bus='virtio'/> ← hda⇒vdaに、ide⇒virtioに変更
      <address type='drive' controller='0' bus='0' target='0' unit='0'/> ← 行削除
    </disk>

    <interface type='bridge'>
      <mac address='52:54:00:f5:2b:1e'/>
      <source bridge='br0'/>
      <model type='virtio'/> ← 行追加
      <address type='pci' domain='0x0000' bus='0x00' slot='0x03' function='0x0'/>
    </interface>

[root@host ~]# virsh start Win7 ← ゲスト起動
ドメイン Win7 が起動されました

ゲストへSPICEで接続する

「スタート」⇒「コントロールパネル」⇒「デバイスマネージャー」⇒「ほかのデバイス」⇒「イーサネットコントローラー」を右クリック⇒「ドライバーソフトウェアの更新」⇒「コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します」⇒「参照」ボタン押下⇒CD-ROMより該当OS・CPU種類のフォルダ(例:WIN7\X86)を選択して「次へ」でデバイスドライバをインストールして「Red Hat VirtIO Ethernet Adapter」を追加する

Windowsゲストをシャットダウンする

[root@host ~]# virsh dominfo Win7 ← ゲスト停止確認
Id:             -
名前:         Win7
UUID:           e8a0cb26-166c-3853-0a5d-e3e1b212a0d4
OS タイプ:   hvm
状態:         シャットオフ
CPU:            1
最大メモリー: 1048576 KiB
使用メモリー: 1048576 KiB
永続:         はい (yes)
自動起動:   有効にする
管理済み保存: いいえ (no)
セキュリティモデル: none
セキュリティ DOI: 0

[root@host ~]# virsh detach-disk Win7 hdc --persistent ← ゲストからCD-ROMドライブを切断する
ディスクが正常に切断されました

■ゲスト起動

[root@host ~]# virsh start Win7 ← ゲスト起動
ドメイン Win7 が起動されました

■シンクライアント構築

シンクライアント端末からWindowsゲストへリモートデスクトップ接続する




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